アマチュア衛星通信へのお誘いT(2)

衛星バンドをクリアーにしよう。!
 144MHz帯 145.80-146.00MHz
 430MHz帯 435.00-438.00MHz


アマチュア衛星通信へのお誘い(デジタル衛星の部)

このページでは、デジタル衛星を紹介します

1.衛星の種類

O-32(1998 年)
Uplink: 145.930 MHz ・ Downlink 435.225 MHz 9600bps FSK
Via 4XTECH

NO-44(2001年)
Uplink: 145.825 MHz ・ Downlink 145.825 MHz 1200bps FSK
Via PCSAT-1(W3ADO-1)
電池の状態が良くないので、休止することがあります。

特殊な運用方法の衛星(運用方法が変更される)

AO-51(2004年)

運用には、下記の運用予定(各月変更)を確認して下さい。
http://www.amsat.org/amsat-new/echo/ControlTeam.php

9k6 Digital L/U BBS and Telemetry
Uplink: 1268.700 MHz Downlink: 435.150 MHz 9600bps FSK

ISS 国際宇宙ステーション
Uplink: 145.825 MHz ・ Downlink 145.825 MHz 1200bps FSK
Via RS0ISS-4

また、宇宙飛行士が運用するときもありますので、情報に注意しましょう。
ISS との交信は、Uplink: 144.490 MHz FM ・Downlink 145.800 MHz FM です。
最近では、2005.06.26. にRS0ISSでロシアの宇宙飛行士が運用しました。
(144.30-144.50MHzは、ISSとの交信に限り、特例として使用が認められています。)

2.運用に関して
パケット通信用の設備が、必要です。

TNC 受信信号からデジタルデータを取り出し、又は、その反対にデジタルデータを変換して送信するための物です。
以前は、ハードが主流でしたが、現在は、ソフトTNCが普及してきました。

パソコンが、必要です。
上記のデータ処理をするために、使います。

ターミナルソフトが。必要です。
以前のDOS時代に普及していたDXTERMがありました。現在は、EXTERMとなっています。
更に、外国製のソフト(UI-View32・UISS)が普及してきました。

3.UI-View32・UISS用の地図
 APRSと言う位置情報システムがあります。これによって、運用局の位置情報が送出された場合、それを地図上に表示する機能があります。
何種類か装備されていますが、日本地図は提供されていません。

ユーザー各人で作成・使用しています。

今回、JH1BCL関根さんのご協力で、最新の地図を準備できました。
主たる都市名が、ローマ字と日本語併記になっていますので、ご活用いただければ、幸いです。

日本全土なので、精密に見れば誤差がありますが、凡その位置は判明すると思います。

受信見本(クリックして、見て下さい。)
Download = Click the MAP

4.おわりに

上記資料を参考に、多くの局が衛星通信に参加されることを期待しています。
FM関係は、こちら。

衛星用周波数帯確保に、ご協力をお願いします。

衛星用周波数帯は、145.800 −146.00MHz・435.00-438.00MHz が、国際的な周波数区分です。

この周波数帯で出ている不法モービル局(145.920MHz±10KHzが多い)の電波が、衛星を通じて聞こえてきます。
国際的な問題なので、是非クリアーにして頂きますよう。

掲載日 03/06/08


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