アマチュア衛星通信へのお誘い�U(Calsat32の使用例)

アマチュア衛星通信へのお誘いで紹介している軌道計算ソフトCalsat32(JR1HUO　相田氏作）の使用例を掲載しますので、活用していただければ幸いです。

1.SATINFO.TXT
Calsat32をJR1HUO局のWebからダウンロードして、インストールすると、SATINFO.TXTができます。
これに各衛星の電波型式や周波数(ビーコン・アップリンク・ダウンリンク等)のデフォルトデータが記載されています。
Calsat32は、このデータによって動作する仕組みです。

実際に運用する場合、周波数が微妙に違っていることがあります。
また、AO-51は周波数の組み合わせが多く、その都度SATINFO.TXTを書き換えていたのでは大変ですから、事前に作成しておき、切り替えることにしました。

AO-51（2004年）
FM Repeater, V/U
Uplink: 145.920 MHz FM, 67 Hz PL Tone ・Downlink 435.300MHz FM

FM Repeater, L/U
Uplink: 1268.700 MHz FM, No PL Tone・Downlink 435.300MHz FM　V/Uと同時のときは、435.150MHz FM

FM Repeater, V/S
Uplink: 145.920 MHz FM, No PL Tone・Downlink 2401.200MHz FM

FM Repeater, L/S
Uplink: 1268.700 MHz FM, No PL Tone ・Downlink 2401.200MHz FM

FM Repeater, V(ssb)/U (Experimental)
Uplink: 145.880 MHz USB・Downlink 435.300 MHz FM

December 8 to December 11 New Mode! 　------------追加情報
Cross Mode Repeater, L(SSB)/U(FM)
Uplink: 1268.700 MHz USB
Downlink: 435.300 MHz FM

SATINFO.TXT抜粋(AO-51関係のモード別作成例)

＠AO-51
435.150　 FM
145.920　 FM
435.300　 FM
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 145.920MHz (67Hz Tone) +1.0補正中止

＠AO-51[LU]
435.150 　 FM
1268.7014 FM-------------------UP実験の結果　2007/08/27 最終修正。
435.300　　FM---------------------注意；　V/Uと併行の場合は、435.150　FMに書き換える必要ありです。
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 1268.700MHz (67Hz Tone)+1.4KHz

＠AO-51[VS]
435.150 　FM
145.920　 FM
2401.200 FM
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 145.920MHz ( NO- Tone)
ﾀﾞｳﾝﾘﾝｸ : 2401.200MHz

＠AO-51[LS]
435.150 　 FM
1268.7014 FM
145.200 　 FM　　 +2256.000
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 1268.700MHz ( NO- Tone)+1.4KHz
ﾀﾞｳﾝﾘﾝｸ : 2401.200MHz

＠AO-51[VSU]
435.150　　 FM
145.87958 USB
435.300　　 FM
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 145.880MHz ( USB)-.6KHz　-----　UP実験の結果　2006年11月に再検証済み-数十ヘルツの誤差はありそうです。2007年7月再検証の結果-.42KHz(-420Hz）とした。
ﾀﾞｳﾝﾘﾝｸ : 435.300MHz

＠AO-51[LSU]
435.150 　 FM
1268.702 　USB
435.300　　FM
その他のﾋﾞｰｺﾝ : 435.150MHz GMSK 9600bps
ｱｯﾌﾟﾘﾝｸ : 1268.700MHz ( USB) +2.0KHz -----UP実験の結果。
ﾀﾞｳﾝﾘﾝｸ : 435.300MHz

＠終わり(SATINFO)

注意；モードやコンバータデータなどの位置取りは、CALSAT32の仕様で決まっていますので、それに従って下さい。

2.ELEM.TXT抜粋（修正日現在のデータ）

AO-51
1 28375U 04025K 07265.11363381 .00000006 00000-0 14750-4 0 9179
2 28375 98.1047 299.3997 0083042 249.2050 110.0224 14.40580168169668

3.GUOUP.TXT抜粋
＠グループＢ
AO-51
AO-51[VS]
AO-51[LS]
AO-51[LU]
AO-51[VSU]
AO-51[LSU]

掲載日　10/06/2006　修正日　11/01/2006・06/20/2007・07/24/2007・09/02/2007・09/27/2007

ICOMインターフェース自作例へ
Calsat32マクロ使用例へ
マクロ使用例（改訂版）へ

ANT自動追尾へ

TOPに戻る

(C) Iji Yoshitomo