アマチュア衛星通信へのお誘いⅡ(ICOM CT-17(CI-V)の自作例)

衛星バンドをクリアーにしよう。!
 144MHz帯 145.80-146.00MHz
 430MHz帯 435.00-438.00MHz


アマチュア衛星通信へのお誘いで紹介している軌道計算ソフトCalsat32(JR1HUO 相田氏作)で、送受信機(IC-910)の周波数を自動制御し、ドップラーに対応するために使用するインターフェースの自作例を掲載します。

1.CT-17(CI-V)
ICOM製のインターフェースです。
説明書(回路図付)は、ICOMのホームページからダウンロードできます。しかし、転載は禁じられていますので、ここに引用することは遠慮します。

私もずっと以前に購入して、愛用してきました。
最近になって、2個必要となってきたため、自作を思い立った次第です。
その結果は、すこぶる順調で、1個のインターフェースで、2回路カバーできました。(製品は、現在遊休状態です。)

2.部品の調達
地元の電子部品店に照会しましたが、肝心のインターフェースIC(MAX232)がありませんでした。
秋葉原に行けば容易に揃います。しかし、遠隔地なので、もっぱら通販を活用しています。

手ごろなICが「秋月電子通商」にありました。その物は、200円と、あまりに廉価なので、通販送料の方が高くつきます。
ロボコンなどを趣味とする孫に伝えて、欲しい物をこの際一緒に購入することにしました。

3.部品リスト
RS232CインターフェースIC ADM3202AN(DIP)  IC・ICソケット・コンデンサ(0.1μF)5個つきのセットで200円です。
Dサブ9P基板セット(小) 300円 これが何より便利で、役立ちました
2.1mm標準DCジャック(4個入) 100円
超小型スイッチングACアダプタ 5V 2A(入力100V~240V)600円

その他(シャンク箱在中)
ピンジャックソケット 2個
3端子レギュレータ(5V) 1セット(22µFタンタルコン2個つき)
LED 1個
抵抗 1個(1kΩ)

4.完成写真(まだバラックです、いずれ箱入りにします。)

リグ1・リグ2へのピンジャック
RS-232C
(1)
CI-V完成写真(2回路内蔵) RS-232C
(2)
電源プラグ(5V)


5.回路図
省略しています。
必要な方は、メールで請求して下さい。
callsign@jarl.com
callsign@jamsat.or.jp
callsign ja6pl

掲載日 09/04/2007 


Calsat32マクロ使用例へ
マクロ使用例(改訂版)へ

ANT自動追尾へ

TOPに戻る

(C) Iji Yoshitomo

inserted by FC2 system